ヤシマノート

メカ技の人間が色々やっとる雑記ブログ

異世界転生ノベルが読まれる理由とは

近頃流行の異世界転生ものは小説家になろうというサイトから数多く出ているらしい。

諸説あるが、異世界転生ものが読まれる主な理由として、感情移入のしやすさを挙げたい。もちろん、フィクション設定の魅力もあるだろうが、小説を楽しむ第1条件は、いかに感情移入出来るかであろう。

 

ファンタジー作品は多くの児童に受ける。言い換えれば、児童の方がより受ける。児童は未成熟がゆえに常識観念の薄いので、新しい環境へ順応しやすい。作品に没入できる。対して、それなりに現実生活を知った成熟者に、こういった没入感を与えるのは難しいはずだ。現実生活に慣れ親しんでいれば、当然新しい環境への拒否反応は起こりやすい。

現実の主人公を立て、文化の異なる世界を背景にするのは正攻法だ。現実の主人公を一人称視点で動かしたとき、我々は感情移入しやすい。簡単に没入感を生み出せる。

この手法は使い古されている。不思議の国のアリスハリーポッターがそれだ。通常の生活を送った人が異世界観に触れた時の素直な感情が表現されている。我々は自身のことのように投影しやすくなる。

f:id:yaxiek:20190424215500j:plain

ハリーポッターといえばフクロウなのでペタッ

異世界への交通手段として死亡転生が選ばれる理由は「これをやれば売れそう」程度のことに思える。とある成功に追従して飛び込むの人が多いのは、どんなビジネスでも同じことだ。

目立って売れているテーマを真似したい気持ちはわかる。しかし、必ずしも転生という設定で無くとも、読みやすさの工夫次第で転生ものと同じ人気土俵に立てるはずである。当然、キャラクターやストーリーを魅力的に描かなければ、読まれないだろうが。

転生という設定に縛られずとも、読まれる作品は書けるという事を示したかった。独創性を持って作品と向き合いたいものだ。