僕は「風立ちぬ」を映画館で2回観てDVDも買ったくらいなので、宮崎駿監督にも少しは興味が湧いています。
調べてみると下記のように、面倒くさいと言いながら何かを描く監督の姿を見ました。
最近は「好きな事ややりたい事をやろう!」みたいな言われ方をしています。
僕はやりたい事をやる時にはただ楽しく時間の過ぎるものと思っていましたが、宮崎駿監督の言葉を聞いてから、好きな事と言っても面倒は面倒なんだ、と考えるようになりました。
ところで、自分では「やりたい事なんだ」と思ってやっている事が、実はただ無意識にやらされている場合もあります。
僕の場合それはゲームなどのエンタメメディアに当たります。ゲームは人を飽きさせない仕組みを長年作ってきました。今ではゲーミフィケーションと呼ばれ*1、その枠組みは他の人を魅了させる事に応用されています。一度その仕組みを知ると「これは例のココの手法だな」と考えるようになりました。否定をするわけではありませんが、仕組みを理解して過度に操られるのを避けた方が良いと思います。
まずは、自分の意思でやっているのか、それともただ他人にやらされているのかを判断すること。面倒でもやりたい事や大切な事があると認識するのが大事だと思います。
*1:

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